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こんにちは、鍼灸師の川瀬です。

【胃腸ケア☆おなかの調子が悪くなったときのツボ】

この時期、お腹の調子を崩す方が多いように思います。
これは、冷房で身体が冷えてしまったり、室内外の気温差で自律神経が乱れたりすることによって
お腹を下しやすくなったり、便秘と下痢を繰り返したり・・・ということがおこります。

また、東洋医学的に、この時期は「湿」の影響を受けやすく、
身体の水分代謝がうまくできなくなり、結果下痢をひきおこしたりもします。

そこで！今回は整腸作用のあるツボをいくつかご紹介いたします☆彡
まずは「天枢（てんすう）」。
おへその両脇、指3本分外側にあります。このツボは胃腸に活力を与えてくれます。

特に便秘の時に活躍します。
次に「水分（すいぶん）」。
おへそから指1本分上にあります。その名の通り、身体の水分調整をしてくれます。
下痢の時や、むくみ解消にも活躍してくれます(^^♪

そして、「偏歴（へんれき）」。
手の甲側で、手首の親指側にあるくぼみから指4本分（親指3本分）上にあります。
これは、大腸経に属し、大腸経の絡穴（らっけつ）でもあります。
絡穴とは、その経脈の慢性症状の改善に効果のあるつぼのことです。
ですので、この「偏歴」は慢性的に下痢や便秘がある方におススメです。
また、手首の腱鞘炎にも効果があります(^▽^)/

最後に、「支溝（しこう）」。
手首の甲側の手首のシワの真ん中から指の幅4本分くらいの肘の方に上がった所で、
2本の骨の間にあります。これは偏歴と同じ高さにあります。
このツボは便秘の特効穴ともいわれ、特に妊婦さんにはお腹のツボよりもこちらがおススメです♪

この4つのツボの中で、きっと効果のあるツボがあると思います。
お灸か、絆創膏に米粒を貼ったりして、ツボを刺激すると良いと思います(^_-)-☆

あとは、やはり身体を冷やさないようにすることも大切です。
冷房は自分が思っている以上に身体を冷やします。
薄手のハラマキや靴下は夏も活躍してくれるアイテムたちです！